東野圭吾の「パラドックス13」を読みました。
昨日は、久しぶりに読書をしました。
そう言えば、こちらのブログの更新も久しぶりですね。
個人的に忙しくしていて、やっと更新出来ました。
さて、本ですが、厚い本だったので、読み終えるまで3時間。
やっぱり、ライトノベルよりも、文字数がありますねー。
で、読んだ感想ですが…。
うーん、いまいち。
途中で、何故この世界に迷い込んだかが、何となくわかってしまったので。
というのも、パラドックスのタイトルと、途中まで読んだら、「そういうことだろうなぁ」みたいに、予想が付いちゃいました。
多分、昔良くゲームやライトノベルとか、漫画とか、そういうので、パラドクスを暑かった本を読んでいたせいでしょうね。
でも、最後まで読んで、ラストは爽やかだったと思います。
並行世界での暮らしは、かなり大変そうで、自然災害は、やっぱり怖いなぁと思いましたね。
最後まで、救いがないお話かと思ったら、パラドックスの世界から現実の世界に戻る方法が提示されたので、そこは良かったです。
でも、元の世界に戻るには、ある条件が必要で。
その条件は、迷い込んだ時と同じ。
条件を満たすことが可能なのかな?と、ラストはドキドキしながら読みました。
個性的なキャラが多くて、飽きずに読み終えました。
13秒の世界。
私達が何気なく過ごしている、13秒間。
その数秒が、この並行世界を産んだのだと思ったら、本当にあり得そうで、ある意味怖い話です。
最初に、時間指定をされて、その間、危険な行動を避けろと上司の命令があったのは、こういうことだったんだ。と、最後の最後でわかりました。
並行世界を扱った本は、数あれど。
ちょっと新鮮な切り口で、揺り戻しとかの所も、なるほどなぁと思いました。
本当に起きてしまったら、並行世界で生きていけるのか?
もしくは、元の世界に戻ることが出来るのか?
大地震などの災害の時の参考にもなる本だと思います。
途中で、死んでしまう人の中には、生前悪いことをしたわけではなくて、たまたま運が悪かった人もいて。
でも、自分から死を選んでしまう人もいて。
リーダー的存在だった、お兄さん。
兄と比べられて、コンプレックスを持っていた弟さん。
でも、最後の最後で、わかりあうことが出来て。
辛い死ではありましたが、それでも、兄弟がわかりあえることが出来て。
ラストは、本当に爽やかでした。
希望を持てるというのは、現実にこの世界で生きているからなんでしょうね。
久しぶりの読書は、楽しかったです。
今度は、また読む時間が取れそうなら、違う本を読んでみたいですね。