読書新聞:読書ってスパイシー!

読書のブログに変更となりました。読んだ本の感想を載せています。

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堀江貴文さんの「刑務所なう」を読みました。

ちょっとというか、かなーり古い話題で恐縮ですが、先日図書館で、面白そう!と借りて、先ほど読み終わりました。

スイーツ作りなどがあったので、余り時間が取れず、ようやく読了です。

刑務所なう。 完全版

内容はと言うと、ひたすら、ホリエモンこと、堀江貴文さんの刑務所暮らしのルポという感じです。

まず、朝食と昼食、夕食に何を食べたのかなどが、毎回欠かさず載っています。

それを見る限りでは、食事が美味しいのかなーと。

長野って、食事が美味しいイメージがありますが、漫画でも、文章でも、美味しさが伝わってくる感じです。

そう!この小説?には、漫画が付いてくるんですね。

漫画自体は、ページ数余りないですが、所々についてくれるので、それも読みやすさを手伝ってくれます。

刑務所で、ベビーパウダーとか制汗剤が欲しい!とのたまう堀江氏。

やっぱり、お風呂が入れないのって、きついですよねー。(; ・`д・´)

でも、刑務所で、毎日お風呂入ったりしたら「私達(俺達)の生活より、良いじゃねぇか!」などの反発が来ることも、容易に想像出来ますし。

何より、少なからず、犯罪を犯したからこそ、刑務所に入るわけですから、堀江氏も言ってますが、「刑務所なら、我慢しろ。」と。(笑)

でも、思ったよりも、快適そうに感じましたね。

ただ、懲役だと、禁固刑とは違い、就労があるので、それがきつそうでした。

運動の時間が楽しみとありましたが、やっぱり、外に出られるというのは、ストレス解消になるんでしょう。

天突き体操って、ちょっとやってみたくなりました。

甘い食事が嫌というのは、何だかわかる気がしましたね。

そして、何より、美味しそうだったのが、漫画にもある「メンチカツ」が最高に美味しそう!

カツ丼とか出てくれれば、もっと嬉しいのにと思うのは、私が大のカツ丼好きだから。

コーラとか炭酸水とか、冷たいお茶とか、私が普段何気なく行っている行為が、刑務所では出来ないわけですから、堀江氏が痔になったり、結石が出来たりと、ストレスって、本当に体に如実に表れる物なんだなぁと。

運動会やカラオケ大会など、そして慰問会。

毎年同じで、しかもAKBソングを一人で歌われるむなしさ。w

季節に応じての刑務所の暮らしが、すごく良くわかる一冊となっています。

巻末の書評や、オピニオンがあったりして、色々と勉強にもなる一冊です。

古い話題ばかりのオピニオンではありましたが、まぁ、それは借りた時期が遅すぎたせいですし、当時を思い出して、「ああ、こんなニュースあったよね。」みたいに、懐かしくもなりました。

ちょっと読むのに時間がかかっちゃいましたが、すごく読みやすい一冊でした。

明日は、東野圭吾さんの小説を読む予定です。

刑務所なう。 完全版