読書新聞:読書ってスパイシー!

読書のブログに変更となりました。読んだ本の感想を載せています。

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村上春樹さんの「スプートニクの恋人」を読みました。

それでは、こちらも先週読み終えた小説ですが、村上春樹さんの「スプートニクの恋人」を読みました。

村上春樹さんの長編小説は初めてだったので、短編は今一つだったけど、長編はどうかな?とわくわくしながら読みました。

スプートニクの恋人

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まず、風変りなヒロインと、恋人未満友達以上の男性とのお話ですが、ヒロインは恋とかに興味が無く、性交渉も経験がなく、しかも何をするよりも、小説を書くのが好き!

そんなヒロインですが、どうしても最後まで完成させることが出来ないジレンマに陥ります。

主人公の男性は、そんなヒロインの良き相談相手。

でも、ヒロインは夜中でも関係なく、男性に相談に乗ってもらおうとします。

ここが男性の素敵な部分なのですが、どれだけ疲れていても、相談に乗ってくれるんですね。

学校の教員をしていることもあり、教え上手だったのかも知れません。

そんな時、男性を意識していなかったヒロインに、恋の相手が訪れます。

しかも!その恋のお相手は、年上の女性!

一般的に言えば、レズビアンとか百合系という感じでしょうか?

ヒロインを認めてくれて、海外などに行く仕事をあっせんしてもらったり、とにかくヒロインと不思議とウマが合うんですね。

ところが、ある時ギリシャで、ヒロインが行方不明になり、男性にヒロインの恋のお相手から、電話があり、ギリシャまで来て欲しい!と言われます。

実は、行方不明になる前の夜に、ヒロインは、恋の相手と親密になろうとして失敗していたことがわかるのは、男性がヒロインのスーツケースを開けて、中に書いてある小説もどき?を読んだことから。

そして、ヒロインの恋のお相手は、昔壮絶な過去を経験しており、それが元で、一晩で髪の毛が真っ白になってしまいます。

その過去が原因で、ヒロインに応えられなかったのですが…

それからいくら探しても見つからないヒロイン。

男性以外が諦めた頃、いつものように公衆電話から電話が来ます。

その電話先の相手とは…

割と読みやすい本で、2時間ほどで読み終えます。

ラストがハッピーエンドだったのが、嬉しいですね。

やっぱり物語は、ハッピーエンドが好きなので。

短編集で感じたおどろおどろしさがなくて、村上春樹さんの小説も面白かったです。

でも、今後借りるとしたら、IQシリーズが読みたいですね。

でも、シリーズは何冊もあったので、1だけ借りたら、2も読みたくなるでしょうし、借りれるだけ借りたら、今度は読む時間がないでしょうし。

と言っても、新しく借りようとした時に、続編がすぐに読めないのも困るしで。

しばらくは、村上春樹さんの小説から離れようと思います。

外国でも人気のある村上春樹さんの小説は、独特の世界観でした。(*´ω`*)