読書新聞:読書ってスパイシー!

読書のブログに変更となりました。読んだ本の感想を載せています。

読書感想や、毎日の徒然を語っていきます。ツイッターもよろしくお願いします。

池井戸 潤さんの「下町ロケット2 ガウディ計画」を読みました。

先週の日曜に、本を返しに行き、また借りて来ました。

こちらの本は、先週の土曜に読んだんですが、時間がなくてUP出来ていなかったので、忘れないうちに、UPしておきます。

基本的に、私のブログの記事は、後で忘れないようにと、備忘録の役目が私の中であるので。w

下町ロケット2 ガウディ計画 

 

前回の下町ロケットの続きですが、今回は、ササヤマ製作所と対決!

NASAの下積みを積んだ社長に対抗して、佃製作所は、またバルブの開発にといそしみます。

帝国重工に発注をしてもらうために、色々とあるのですが。

前回真野さんの進言にもあった、医療器具への挑戦が本筋かなと思います。

心臓の人工弁は、その大きさかあら、今まで子供には付けることが出来ず、桜田さんは、自分の娘を亡くしたこともあり、その開発に尽力してきましたが、開発費ばかりかかると言われ、一度夢を諦めます。

佃製作所も、新人が引っこ抜かれてしまったこともありましたが、どうせなら挑戦しようという社長の言葉もあり、社員総出で頑張って開発をします。

立花さんと加納さんというスタッフが、人工弁を遅くまで起きて、開発をするんですが、人事がぴたりと当たり、二人は二人三脚で、開発を進めます。

敵と言ってよいと思いますが、ササヤマ製作所の息のかかったある人は、製品自体のことよりも、佃製作所が、中小企業であることを理由に、何かと理由をつけては、佃製作所が作ることが出来ないように、邪魔をしてきます。

特許の話も絡んできて、引き抜かれた新人が、引き抜かれた先で、ある部品を作っていたんですが、それの特許の話も絡んできて、また例の弁護士さんが活躍してくれます。

所々で、うるうると来てしまいますね。

すごく感動が伝わって来て、ラストでも、涙なしでは見られないストーリーだと思います。

心臓弁というリスクがあって、ヘタをすると、会社はつぶれてしまう。

そんな苦境のさだ中にあっても、社長の佃さんは、夢を追いかけ続けます。

夢を追うことをやめた時点で、人はダメになる。

正にその通りだと思います。

確かに、仕事上で、夢を諦めないといけないこともあると思います。

でも、本当にやめて良いことなら、夢とは言えないのかな?とも思ったり。

テレビのドラマは、ちらっとしか見てないのであれですが、私の知っている話と、本には少し違いがあるみたいですね。

まぁ、昔麒麟の翼を読んだ時にも、それは感じましたが。

ドラマだと、ある程度の脚色があるということですね。

やっぱり、私は自分のペースで読める、読書の方が好きかな。

でも、面白い本でした~。

3とか出て欲しいような、欲しくないような…(; ・`д・´)

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 それでは、今度は「アリス殺し」を読んでますので、また次回に続きを。